2011年10月6日木曜日

考古学ソリューション file.08 「変化のための絆をいかに創造するか」

こんばんは。YOKOYAMAです。

個々の弱みは捨て、互いにその強みを発揮することで、それぞれ個性あふれる集団が社会に貢献できる仕組みを作りたいと思ってます。」という主催者からのお誘いに共感し、我がラボもこのプロジェクトに参画させて頂くことにしました。



埋蔵文化財事業の関係者には、第1、第2、第3セクターの別を問わず、「景気が悪くなってきた」「環境が厳しくなってきた」「このまま行けば消えて無くなってしまう」と悲嘆にくれている人が大勢います。

しかし彼らのなかに、高度成長期やバブル経済期が本来の「日常」で、その平穏が再び戻ってくると信じている人はひとりもいないはずです。あれが一時の「お祭り」だったことは、すでに誰もが理解しています。

とすると・・大開発時代の遺跡破壊対策として誕生した埋蔵文化財事業にとっては、今の状態こそが初めて経験する「本来の日常」である、と言って差し支えないと思います。

頭を早く切り替え、これから先延々と続くであろう「日常」に対して最適な仕組みを見つけ出すこと・・・たとえすぐには無理でもその可能性を探るべく行動を起こすだけで大いに意味のあることだと思います。

この試みが成立するかは全くわかりませんし、もちろん無理をして成立させることに何ら意味はないと思っています。もしダメだったら試行錯誤しながら何回でも実験や調整を繰り返せばいいだけのことです。

ということで、今回はこの大胆な企ての第一歩を楽しんでくるぞ、というくらいの気持ちでのぞみたいと思います。

各者のコア・コンピタンスを発信・・・となれば、当然私たちはおなじみの「考古学における3次元解析技術」となりますね。

それでは。


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